【2025年後期】どこがいい？保育士試験通信講座おすすめランキング！各講座の特徴を徹底比較

この記事はプロモーションを含みます。

そんな人のために、今回の記事では保育士通信講座のおすすめランキングをご紹介いたします。

保育士資格というのは、近年需要も高まっている資格です。国家試験の中では比較的取りやすい資格ということもあり、社会人や子育て中の人を中心に資格取得を目指す人も増えています。

資格試験を受けると決めた時に重要なのが学習法。大きくわけて「独学」「通学」「通信講座」がありますが、費用面と時間的自由度のバランスがよいのは通信講座となっています。通信講座は多くの受験生がまず検討する学習法と言えますね。

ただ、通信講座は人気が高い分、各社たくさんの講座がありどれを選んでいいのかわかりにくいというのが困ったところ。そこでこの記事では、それぞれの通信講座を徹底的に調べたぼくが、おすすめの通信講座をランキング形式で紹介します。

徹底的に調べ上げたからこその、各社がコアにしている部分をしっかり比較検討してランキングを作っているので、ぜひ講座選びの参考にしてください。今回のランキングで上位に入っている5社に関しては、より詳しく紹介している徹底解説記事もご用意しているので、気になった講座に関してはそちらの記事も見てみてください。

ランキングについての注意点

このランキングで他のランキングサイトでよく見られる「講座価格」「テキストの作り」「質問制度」は評価ポイントに入れておりませんので、その点をご了承ください。理由については以下に記載しておきますので、気になる人はご覧ください。

講座価格

講座価格を比較ポイントに入れない理由は、タイミングによって講座価格の上下が大きすぎるからです。

例えば、

など、時期によって別の講座かと思えるほど、値段の上下があるのです。ここまで割引率が大きなものでなくても、￥10,000くらいの割引で講座への印象とお財布へのダメージがかなり変わってきます。

そのため、この記事の中では講座価格は判断材料として扱っていません。

テキストの作り

「イラストが多い」や「効率的に学習できるよう作られている」という部分でよく比較されていますが、テキストを効率よくわかりやすいものにするのは、すでに大前提となっています。現在ではテキストが読みにくいというのは減点材料になりますが、テキストが見やすいというのは評価対象になりません。

通信講座である以上、テキストはわかりやすくて当然ということですね。基本的にテキストの作りを気にするよりも、他のサービスが自分に合っているかで比較するほうがよいでしょう。

質問制度

わからないことがあった時に聞ける質問制度ですが、現状あって当たり前の制度となっています。無制限や一日の質問数に制限があるなどの違いはありますが、そこまで大きな差にはなりません。

質問制度を使うかどうかも個人差があり全然使わない人もいるので、さらに比較対象としての価値は下がりますね。

ただ、質問に対して常に同じ人が答えてくれると言った、専任スタッフがついてくれる場合は大きなメリットとなります。専任スタッフがついてくれる場合は質問というより、同じ人が常に自分を見て応援してくれているというメンタルケアの側面が強くなるからですね。

ただ質問できるというだけの場合、比較対象からはずしています。

保育士試験の通信講座おすすめランキング【2025年後期】

１位：四谷学院｜教材・サポート・期間という圧倒的な総合力

基本情報
スタンダードなプランの料金	￥79800
サポート期間	3回目の試験まで
標準学習期間	8ヶ月
教材内容	講義動画＋紙テキスト＋eラーニング
添削課題	9回
実技対策	あり（添削は追加オプションが必要￥16,800)
教育訓練給付金	利用可能
合格率	73.2％（2023年）
合格者数	17,955（2023年）
就職サポート	あり（就職サイト、提携保育園）

四谷学院はこんな講座

テキストを読んで学ぶのがメインとなりつつ、動画講義とeラーニングを組み合わせたのが四谷学院。

1章を勉強するのに、

5分くらいの講義動画⇒30分のテキスト勉強⇒eラーニングの問題演習

という流れで進みます。

動画による視覚情報を重要視しつつ、小さなステップを着実に積み重ね、知識の定着をしていく５５段階学習システムが特徴的です。疲れている時は動画を見るなど、テキストを中心としつつ臨機応変に勉強法を変えられるのも、eラーニングを組み合わせている強みと言えますね。

また、eラーニングをしっかり取り入れているからこそ、学習情報がデータ化され、自分に合わせた学習プランを提案してもらえるのも大きなメリット。自分でスケジュール管理する必要がほとんどありません。

自分の動画講義の視聴状況や問題演習の結果などが集積されて、自分に最適化された学習プランが提案される、５５スケジュールナビで勉強のみに集中できます。

学習を達成した実績が記録されていくため、クエストをこなしていくようなゲーム感覚でこまめな達成感を味わえるのも学習意欲を高めてくれるポイントですね。

さらに、自分専任のグループ担任がついてくれるので、サポート面も盤石。自分専任だからこそ、質問への回答に一貫性があったり、サポートレターで応援してくれたりと、心理面でもサポートしてくれます。

基本料金が少し割高な分、テキスト＋eラーニング＋手厚いサポートと、すべてが揃った安心感の非常に高い通信講座といえますね。

四谷学院が１位の理由

科学的理論に基づいた教材や学習方法はもちろんのこと、５５スケジュールナビを使った学習管理のサポートに加え、グループ担任による学習だけじゃなく心理面のサポートまでしてくれます。

特にeラーニングと成績・学習管理システムがここまで充実している講座は珍しく、自分で時間を作って学習する以外のことは講座側に丸投げできてしまいます。まさに通信講座に欲しいものがすべて揃った講座と言えるでしょう。

また、サポート期間が３回目の試験までというのがちょうどいい期間設定。多くの受講生が現実的な目標とするであろう１年合格に少し余裕を持たせてくれており、勉強時間を取りやすい人にも、取りにくい人にも対応した講座となっています。

このサポート期間のちょうどよさが、２位のスタディングを抑えて四谷学院を１位にした決め手にもなっています。

価格帯が￥79,800と高めな分、すべてが揃った総合力の高い講座と言えますね。

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2位：スタディング｜テクノロジーを駆使して極限まで学習を効率化

基本情報
スタンダードなプランの料金	レギュラー：￥55,000　ミニマム：￥29,000　フル：￥92,000
サポート期間	1回目の試験＋α(申込み時期ごとに、サポート終了日が決まっています)
標準学習期間	6ヶ月
教材内容	講義動画＋Webテキスト＋eラーニング
添削課題	筆記：なし　実技：無制限
実技対策	あり(実技添削無制限)
教育訓練給付金	利用不可
合格率	未公開
合格者数	未公開
就職サポート	なし

スタディングはこんな講座

完全スマホ・パソコン完結型の講座。

スタディングの学習の流れは、

約３０分のビデオ講座でインプット⇒スマート問題集で覚えたことを確認⇒間違えたところや曖昧なところをWEBテキストで復習

というもの。

ビデオ講座とWEBテキスト、スマート問題集の組み合わせで、便利にわかりやすく効率的に学習できます。WEBテキストだからこその、

• リンクを活用し教科をまたいで用語の確認ができる横断的学習
• テキストがそのまま赤シートで隠す暗記集のように使えてしまう「暗記ツール」
• 動画講義を見ながら、必要な箇所だけ集めてまとめられる「マイページ」

など、学習をサポートする機能も充実しています。

スタディングで特徴的なのは、WEB完結型ならではの、データ収集を駆使した超効率的な学習サポート。自分の学習進捗や、問題の正答率、間違った問題のデータなどがすべて集積されて、自分に最適な学習計画を立て、こまめに修正してくれます。

特にありがたいのが、「学習フロー」という機能。ガイドに従うだけでその日に最適な勉強内容へ導いてくれるので、「今日はなにを勉強しよう・・・？」という悩みとサヨナラできます。

また、一問一答としても、過去問のような問題集としても使える「スマート問題集」で、間違った問題のみを復習できたり、忘れかけた頃に復習問題を出してくれる「AI問題復習」など、自動で効率的に知識の定着をしていけるのもスタディングならではの強みです。

日々やることは、ガイドに従い勉強を進め、AI問題復習に従い復習をするだけ。まさにテクノロジーで、極限までムダを省いたカリキュラムと言えるでしょう。

など、ステータスを見たり勲章を集めるような、ゲーム感覚で勉強を進めていけるのもスタディングならではな要素。小さな達成感の繰り返しが、勉強への意欲を高めてくれます。

あわせて、他の保育士講座を受けている受講者の情報がわかるようになっているのもおもしろいところ。スマート問題集で全受講者の平均得点を知ることができたり、勉強仲間機能で他の受講者と勉強の進捗をシェアし合ったりと、他者の存在が見えることで「自分も頑張ろう！」とモチベーションアップに繋がります。

特に、勉強仲間機能では、「いいね」や「コメント」も送れるなど、本当に誰かと一緒に励まし合いながら勉強をすることができるようになっています。もちろん勉強仲間機能は使わないこともできるので、黙々と勉強したい方にも安心です。

スタディングで１つ注意が必要なのが、サポート期間の短さ。スタディングのサポート期間は約8ヶ月となっており、試験1回＋αという短さです。

スタディングの保育士講座は、超効率的に1発合格を狙う人向けの講座となっています。

スタディングが2位の理由

スタディングは、eラーニングに抵抗がない人で、最短最速で合格を目指したい人にはランキング1位と言って問題ない講座です。

1位の四谷学院と遜色ないどころか、eラーニングに特化している分、成績・学習管理システムに関しては、スタディングのほうが優れています。特にAIが最適なタイミングで復習問題を出してくれるAI問題復習などはその最たるもの。スタディングにしかないシステムサポートが目白押しとなっています。

講師やサポートスタッフによるサポートが薄めな分、勉強仲間という同じ境遇の人と繋がれるのもスタディングの特徴的なところですね。

ただ、やはりネックになるのが試験1回分というサポート期間の短さ。実質1発合格が前提の期間設定となっています。非常に総合力は高いものの、このサポート期間の短さという受講者を選ぶポイントで2位という結果になりました。

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3位：キャリカレ｜規格外なサポートで不合格でも合格でも安心感MAX

基本情報
スタンダードなプランの料金	￥68,800(WEB申し込み)
サポート期間	3年間
標準学習期間	6ヶ月
教材内容	紙テキスト＋eラーニング＋保育所保育指針解説
添削課題	9回
実技対策	あり(添削はなし)
教育訓練給付金	利用不可
合格率	全国平均の3.3倍(令和4年)
合格者数	未公開
就職サポート	あり(専任スタッフサポート・受講者専用WEBサイト)

キャリカレはこんな講座

キャリカレでは、テキストを使った昔ながらの学習法がメインとなります。

キャリカレの学習の流れは、

紙テキストと音声テキストで記憶⇒eラーニングの1問1答や過去問で記憶

というもの。紙の問題集などは付属していないので、問題を解く際は基本的にeラーニングを使用します。

キャリカレの大きな特徴は、紙のテキストがすべて音声テキストに対応していて読み上げてくれるところ。基本の勉強時間はテキストを読んで勉強しながら、洗い物や洗濯などの手が空いていない時間も「ながら学習」ができるところが大きなメリットとなっています。

普段からオーディブルやスポティファイ、ユーチューブなどを聞きながら、なにか作業をしている人などは効率的に学べるでしょう。電車ではテキストよりも、音声学習の方がやりやすいという人などにもオススメです。

受講生ごとに専任のスタッフがつき、サポートしてくれるのもキャリカレの強み。定期的に学習進捗を確認してくれたり、相談に乗ってくれます。もちろんこちらからの質問にも無制限に答えてくれますよ。

おもしろいのが応援メッセージや課題の添削を手書きでくれるというところ。応援してくれる人の温かみを感じられる、とても安心感のあるサポートとなっています。

また、キャリカレ独自のサポートとして、全額返金保証とサポート期間が3年間あることも見逃せません。全額返金保証には添削問題の平均点が７０点以上などの条件はありますが、本気で勉強していれば無理難題というほどではありません。

同時に、３年間の長期サポートというのも、キャリカレならでは。多くの口座が１年＋α（試験２～３回分）のサポート期間なのですが、キャリカレだけ３年間と大幅に長い期間サポートしてくれます。１発合格や１年以内合格などではなく、育児や仕事が忙しいからゆっくり勉強して受かりたいという方にもピッタリ。

失敗への不安感が強い人には、返金保証と合わせて心強い安心感のもと勉強できる講座です。

キャリカレが3位の理由

1位、2位との大きな違いは、成績・学習管理システムが四谷学院・スタディングに比べて薄いことです。独学に比べ効率的に学べることが大切な通信講座においては無視できない差といえます。

4位のヒューマンアカデミーもキャリカレと近い構造となっており、大きな違いはキャリカレが紙テキスト中心、ヒューマンアカデミーがeラーニング中心というところ。

ヒューマンアカデミーと構造が似ている中でキャリカレが3位に選ばれた理由は、安心サポートの豊富さです。特に3年間という破格の長さを持つサポート期間はキャリカレにしかありません。先の予定や1日の勉強時間がいまいち読めない人も、安心して申し込むことができますね。

3年サポートだけでもすごいのですが、不合格時全額返金保証までついていて、資格取得を諦めてしまうかもしれない人も安心です。合格したら合格したで、もう1講座無料で受講できるという嬉しい特典までついています。

学習サポート以外の部分で強い安心感があることから、ヒューマンアカデミーを抑え3位となりました。

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特別枠：ユーキャン｜紙テキストだけで勉強が完結する唯一の講座

基本情報
スタンダードなプランの料金	￥64,000
サポート期間	3回目の試験まで
標準学習期間	12ヶ月
教材内容	紙テキスト＋eラーニング(WEBテスト・弱点対策ポイント動画)
添削課題	10回(9教科各1回＋総合課題1回)
実技対策	あり(実技添削はなし)
教育訓練給付金	利用可能
合格率	未公開
合格者数	15,000名突破(過去10年間)
就職サポート	あり（ユーキャン仕事オンライン)

ユーキャンはこんな講座

ユーキャンの勉強法は、まさに昔ながらの紙テキストを中心とした勉強法。

ユーキャンでは、

紙テキストを読みながら学ぶ⇒一問一答の暗記集「でる保育士」で知識を定着⇒問題集に挑戦

という流れで学習が進みます。

昔ながらの勉強法ということは、多くの人がこの勉強法に慣れているということ。特に、30代半ば以降の人などは、テキストと暗記集という勉強法がしっくりくる人も多いはず。eラーニングでの問題演習や、動画などはあくまでサブ教材なので紙テキスト主体で学習が完結します。

eラーニングを使わなくても学習が完結するレベルで、紙テキストがメインというのはユーキャンならではの強み。スマホやパソコンだと目が疲れるといった方には特にオススメできます。

また、標準学習期間が１２ヶ月とかなり長めに設定されているのも、ユーキャンならではのポイント。

標準学習期間は、学習がすべて終わるまでの想定期間となり、各講座の基本スケジュールは標準学習期間をもとに設定されています。標準学習期間が短ければ、勉強の密度や１日に必要な勉強時間が増えていくということですね。

多くの講座が６～８ヶ月に設定されている中、ユーキャンの１２ヶ月はかなり余裕を持った設定。そのため、忙しくて１日の勉強時間をまとめて取りにくいという方には、ユーキャンのゆったりとした学習ペースはピッタリですね。

サポート期間は３回目の試験まであるので、１２ヶ月勉強して落ちてしまったとしても、もう一回受験のチャンスがあるのもユーキャンのゆったり感を後押ししてくれています。

法改正などの情報更新があった時に、郵送してくれるのも実は見逃せないポイントの１つ。情報は更新してくれるけど、専用ページで確認しなくてはいけない講座が多い中、ユーキャンは送られてくるので見逃しがありません。

もちろん、実技試験対策や、全教科の総まとめまで含んだ充実の添削課題などもしっかり揃っています。

講座の実績や合格者数も相まって、紙テキストでの勉強スタイルがしっくり来る人は、一通りのものがすべて高水準で揃った安心な通信講座と言えます。

ユーキャンが特別枠な理由

ユーキャンにはすべて紙テキストで学習できるという、唯一無二な特徴があるので特別枠としてランキングからはずさせてもらいました。

通信講座の場合、四谷学院やキャリカレなど紙テキストをベースにした講座でも、問題集がeラーニングになっているなど紙テキストだけでは学習が完結しません。

ところが、ユーキャンだけはメインテキスト・問題集・添削課題・実技対策など、すべてが紙のテキストにまとめられており、完全オフラインでも学習が完結してしまいます。

もちろん、eラーニングや動画コンテンツも用意されていますが、あくまでもサブコンテンツに近い位置づけ。もし、まったくオンライン環境がなかったとしても、多少効率は落ちると思いますが紙テキストだけで問題なく学習することができてしまうのです。

つまり、オンラインやeラーニングが苦手で、昔ながらの紙テキスト学習で受験をしたいという人はユーキャン１択になるということ。法改正などがあった時、テキストで変更があった部分も郵送で送ってくれるという徹底ぶりで、定期的に受講生ページなどを確認する必要もありません。

紙テキストで学習が完結するという、紙テキストのみで学習したいという一定の人には唯一無二となる部分で、特別枠という形を取らせていただきました。

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４位：ヒューマンアカデミー｜通学と通信講座のいいとこどり

基本情報
スタンダードなプランの料金	￥26,500(実技対策は別売り)
サポート期間	12ヶ月
標準学習期間	6ヶ月
教材内容	講義動画＋Webレジュメ＋eラーニング＋保育所保育指針(紙テキスト＋音声読み上げ)　※紙の市販テキストもついてきます。
添削課題	11回
実技対策	別売り
教育訓練給付金	利用不可
合格率	68.9％(2018年)
合格者数	未公開
就職サポート	なし

ヒューマンアカデミーはこんな講座

ヒューマンアカデミーもスタディングのように、ほぼスマホ・パソコンだけで学習が完結する講座です。一応、保育所保育指針は紙テキストで勉強する必要があるので、スマホ・パソコン完全完結ではないことに注意。

市販の参考書も付属していますが、こちらは使わなくても大丈夫なので、基本的にeラーニングで学習を進めると思っておいてください。

ヒューマンアカデミーの基本的な学習法は、

5~10分の講義動画＋スマホ・パソコンで見られる講義レジュメ＋問題演習

というeラーニングで学ぶことが基本となります。

ヒューマンアカデミーで特徴的なのがトライアングル学習サポートというシステム。

• 「asist」というマネジメントシステムを使ったeラーニングでの勉強を、
• 「講座担任」が質問回答などで学習を中心にサポートし、
• 「通信講座学習サポーター」が受験や受講の不安や困りごとを解決サポートする。

上記３つで、受講者をトータルサポートし、合格まで伴走してくれるシステムとなっています。まさに学校の教室をeラーニングに落とし込んだようなシステムで、孤独になりがちな通信講座ではモチベーションを保つうえでも、不安に押しつぶされそうになった時にも、ありがたいシステムとなっています。

勉強面で教室のようなライブ感を味わえるコンテンツとして「双方向リアルタイムセミナー」も、ヒューマンアカデミーならではのもの。リアルタイムで講師に質問できるセミナーを受けることができます。リアルタイムで講師と話せるだけじゃなく、一緒に勉強している仲間の存在が感じられるのもモチベーションアップに繋がりますね。

ただ、すべて無料ではなく、有料のセミナーもあるので、その点は注意が必要です。

もう1つ、ヒューマンアカデミーの特徴的なところとして、筆記試験対策講座と実技試験対策講座が完全にわかれているところがあげられます。多くの通信講座が、筆記＋実技のセットになっていて、筆記対策のみのコースを選んだ場合、実技対策は追加で購入できないという場合がほとんどです。

その中でヒューマンアカデミーは、最初から筆記対策と実技対策をわけて販売しているので定価が￥26,500と破格の安さとなっています。他の口座が５～８万円すると見比べれば、いかに安いかがわかりますよね。そのため、割引などの期間を気にすることなく、初期費用を安く抑えることができます。

実技対策は筆記試験に合格したら追加で購入すればいいため、費用面で独学と通信講座どちらにしようか悩んでいる人などには、とりあえず気軽に始められるところがありがたい。筆記試験の結果によって、実技対策を購入するか変えられる柔軟性も、ヒューマンアカデミーの大きな魅力です。

まだ実技試験対策講座が販売されていず、正式な価格が出ていないので絶対的なことは言えませんが、３～４万円をこえることはないと思われます。後述する、実技試験免除の地域限定保育士を目指している方にもオススメですね。

eラーニングで学びたい人には、教材、サポート期間、サポート内容のバランスがよいのに初期費用が安いという、非常に始めやすい講座となっています。

ヒューマンアカデミーが４位の理由

ヒューマンアカデミーは学校に通っているような講師・スタッフとの距離感が近い講座です。双方向リアルタイムセミナーなどはその最たるものと言えるでしょう。

ただ、基本料金だけですべてのサービスが受けられるわけではないというのがネックとなってきます。一部のリアルタイムセミナーが有料だったり実技試験対策が別売りというところもあり、総額がいくらになるか不明瞭な部分で４位という順位になっています。

資格取得だけでなく、業界情報に関するセミナーや合格後の仕事に関するセミナーもあるなど、コンテンツは非常に充実しているので、あまり追加料金を気にしない人にはヒューマンアカデミーでしか得られない価値を感じられることでしょう。

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５位：学研Shikaku Pass｜スマホ完結型でシンプルなサービス内容

基本情報
スタンダードなプランの料金	￥109,208
サポート期間	12ヶ月
標準学習期間	6ヶ月
教材内容	レクチャー動画＋eラーニング(1問1答、過去問演習)
添削課題	筆記はなし
実技対策	添削課題のみ
教育訓練給付金	利用不可
合格率	未公開
合格者数	累計300人以上
就職サポート	あり(Gakkenほいくえん、ほいくisお仕事さがし)

Shikaku Passはこんな講座

Shikaku Passはスマホだけで学習が完結する講座です。

Shikaku Passの基本的な学習法は、

5分のレクチャー動画＋5分の1問1答

という短時間のサイクルで学習を進めていきます。一定量学習を進めたら、10分の過去問演習を行い知識を定着する仕組みです。１回の学習が非常にコンパクトなので、１日の中にある少しのスキマ時間で学習を進めることに特化した作りとなっています。

もちろん、eラーニングならではの学習進捗や問題演習の正解・不正解を管理するシステムもあるので、自分の学習状況がひと目でわかります。学習計画シートと合わせて試験までのスケジュールを立てやすい作りとなっています。

Shikaku Passで特徴的なのが実技試験対策です。

なんと、実技添削が無制限で受けられます。実技試験の添削課題はやっていないところも多く、あったとしても追加料金がかかるところがほとんど。実技添削を無制限で受けられるのはShikaku Passの大きな強みとなっています。

反面、レクチャー動画などは用意されていないので、基礎的なセオリーはある程度自分で調べる必要がある点は要注意。実技対策が添削しかないというのは頭に入れておきましょう。

＋αのサポートなどは少ないものの、スマホ完結で学習したい人にとっては一通りのものが揃っています。1日10分という学習単位が通信講座全体で見てもコンパクトで、忙しくて小刻みにしか時間が取れない人には特にオススメできる講座です。実技試験の添削をどうしても受けたい人にも貴重な選択肢となりますね。

Shikaku Passが5位の理由

定価料金で考えるとかなり割高な内容と言えますが４０％OFFになっていたりするので、キャンペーン価格の￥65,525であればスタディングよりサポート期間が長く、ヒューマンアカデミーより料金体系がはっきりしたスマホ完結型講座として一定の需要があります。

スマホ完結型講座は選択肢はスタディング、ヒューマンアカデミー、Shikaku Passのみと言っても過言ではありません。キャンペーン価格前提だとしても、必要なものが一通り揃ったスマホ完結型講座の貴重な選択肢として、5位となりました。

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6位：サンライズ保育士資格取得スクール｜唯一無二のマンツーマンコース

基本情報
スタンダードなプランの料金	筆記試験・・・オンデマンド￥36,000　マンツーマン￥80,000 実技試験(1分野)・・・オンライン￥15,000　マンツーマン￥70,000
サポート期間	未公開(おそらく試験1回分)
標準学習期間	未公開(おそらく6ヶ月)
教材内容	オンデマンド：動画講義＋eラーニング(問題演習、保育指針、語呂合わせ) マンツーマン：紙テキスト
添削課題	筆記はなし
実技対策	別売り
教育訓練給付金	利用不可
合格率	筆記試験：75％　実技試験：98％
合格者数	未公開
就職サポート	なし

サンライズ保育士資格取得スクールはこんな講座

サンライズ保育士資格取得スクールは非常にコースの数が豊富で、コースによって学習方法がまったくことなります。

マンツーマンでは紙テキスト、オンデマンドでは他の通信講座に近いeラーニング、オンライン動画視聴では長尺の動画で大学の講義のような学習法と、決まった形はありません。

様々なコースがある中で、サンライズ保育士資格取得スクールを選ぶ大きな理由はマンツーマンコースにあります。

マンツーマンコースはオンラインカウンセリングを通した専用カリキュラムの作成から始まります。学習を進める中で全12回のメールフォロー、全6回のZoomミーティングを行い学習進捗の確認や、学習の問題、不安などを解消しつつ1発合格を目指すコースとなっています。

マンツーマンコースで1発合格できた場合、本来なら別売りになる実技試験対策講座が無料になるという特典もあり、サンライズ保育士資格取得スクールを選ぶなら、マンツーマンコース１択でしょう。

これまで、自分ひとりでやりきれたことが少ないという自信がない人ほど選んでもらいたい講座となっており、マンツーマンだからこそできる個人的なサポートで合格へ導いてくれるはず。「自分にはできそうにない」と思っている人ほどサンライズ保育士資格取得スクールのマンツーマンコースを試してみてください。

人件費のかかるマンツーマン形式にしては全科目セットで￥80,000とサービス内容に対して割安。1発合格できて実技試験対策も無料になれば、四谷学院と同程度の価格帯となります。他講座の内容と比べて他のコースが割高なので、マンツーマンコースのお得さが抜きん出て見えますね。

また、実技試験対策に1日通学コースがあるのも、サンライズ保育士資格取得スクールの特色。会場に行き直接講師の話を聞いたり見てもらいながら実技対策を進めることができます。他社の講座を受講していても、個別に申し込むことができるので、実技試験対策が不安な人は1日通学コースだけ受講するのも検討してみてください。

サンライズ保育士資格取得スクールは、マンツーマンコースを主軸にしつつ、1教科や1日通学や実技の1回添削など豊富かつ細かく区切られたコース設定で、他社の講座を受講している人もスポットで各コースを使うことができる、数ある通信講座の中でかなり異色な講座と言えます。

サンライズ保育士資格取得スクールが6位の理由

サンライズ保育士資格取得スクールで全科目セットの講座を選ぶ場合、基本的にマンツーマンコースになると思われます。マンツーマンコース以外のコースに関しては他社の講座に比べてメリットが弱いからですね。

ただ、マンツーマンコースに関しては必要な人が限られます。マンツーマンほどのサポートを必要としない人であれば、四谷学院やスタディングなどのようにシステム面でスケジュール管理などをサポートしてもらった方が効率よく勉強できるでしょう。

実技対策1日通学コースなど特筆すべき点の多い異色な講座ではありますが、ほとんどの受講生はまず全科目セットの講座を探すと考えると、優先順位は下がってしまいます。

そのため、サンライズ保育士資格取得スクールでしか提供できないものは間違いなくありますが、汎用性を考えた結果6位とさせていただきました。

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7位：LEC東京リーガルマインド｜大学で講義を受けているみたい

基本情報
スタンダードなプランの料金	筆記試験・・・Web￥46,200　DVD￥55,000
サポート期間	試験2回分
標準学習期間	未公開
教材内容	動画講義＋紙テキスト
添削課題	なし
実技対策	なし
教育訓練給付金	利用不可
合格率	未公開
合格者数	未公開
就職サポート	なし

LEC東京リーガルマインドはこんな講座

LEC東京リーガルマインドの学習法は、

90分の動画講義×３回でインプット⇒90分の問題演習動画で確認

という流れで進んでいきます。

90分という長尺の動画がメインとなっている講座は珍しく、動画の形式的にも1単元の時間数的にも大学で講義を受けている感覚を思い浮かべてもらえれば、学習イメージが湧くと思います。動画でインプットしたあとは、動画の問題演習で知識の確認を行っていきます。ここまで動画が中心となる講座は珍しいですね。

LEC東京リーガルマインドのシステムは非常にシンプルで他の機能はありません。動画とテキストを往復して学習を進めていきます。動画講義は音声ダウンロードに対応しているので、家事などをしながらの「ながら学習」にも便利です。

しっかり時間を取れる時には講義やテキストを集中して勉強し、手が空いていない時には聞き流しで「ながら学習」をしていきます。

また、DVDコースがあり、こちらは完全にオフラインで学習ができるので、サポート期間が過ぎてもすべての教材を活用することができます。eラーニングの問題演習などがないシンプルなLEC東京リーガルマインドならではのメリットといえるでしょう。

講義内容が気になる人は、公式サイトからのお試し受講で1動画分視聴できるので、自分に合うかを確認してみてください。

非常にシンプルな作りになっているので、動画講義が自分に合う人は検討してみてもよい講座と言えますね。

LEC東京リーガルマインドが7位の理由

他社の講座内容に比べメリットが非常に少ないのが7位になった理由です。ものすごく価格が安いなどの要因があればよかったのですがLEC東京リーガルマインドならではのよさを見つけることはできませんでした。

また、通信講座に求められる法改正などの最新情報の更新がないのが致命的。料金を払うことで勉強以外の手間を減らすという通信講座においては、合否に大きく関わる最新情報をサポートしてくれていないというのは大きなマイナスポイントです。

LEC東京リーガルマインドを選ぶとしたら、講師との相性がよく動画講義が自分にものすごく合っていたという場合くらいなのではないでしょうか。

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保育士通信講座を選ぶときのポイントを徹底解説

ここからは、保育士通信講座を選ぶポイントについて解説していきます。

ここで解説するポイントは、通信講座選びの根っことなるポイントです。この根っことなるポイントを外すと、勉強の効率が大幅に落ちるだけじゃなく、そもそも自分の考えていた合格までの予定も崩れかねないので、必ず確認しておきましょう。

ということもあると思うので講座に目星をつけている人も、ぜひ自分の選択が本当に自分に合っているのかの最終確認として読んでおいてください。そのうえで、みなさんが本当に満足の行く通信講座を選び、合格してくれたら嬉しく思います。

どんな媒体で勉強したいか？

通信講座には大きくわけて、テキスト中心の紙媒体と、スマホ・パソコン中心の電子媒体があります。ほとんどの講座は両方を取り入れていますが、どちらがメインとなるかは講座によって違います。

• スマホやパソコンだと雑念が入り集中できないから本などの紙がいい
• テキストを持ち運ぶのは面倒だからスマホで完結したい

など、媒体にこだわりがある人は注意しましょう。

特に注意が必要なのは、スマホやパソコンだと目が疲れてしまう人。普段から電子媒体にあまり触れていない人だと、長時間スマホ・パソコンでテキストを読むのはけっこう大変。

また、普段からパソコンを使う仕事の人なども要注意。仕事でパソコンを使い、帰ってきてからもスマホやパソコンで勉強となると目を酷使することに。

自分の生活スタイルに勉強が入ってくることを具体的にイメージしてみて、本当に自分に合っている勉強法を選んでください。

スケジュール管理を任せるor自分でする

通信講座においては、スケジュール管理が非常に重要です。なぜなら、自分で能動的に勉強を進めなければいけないから。そして、強制力がない中、自分で勉強を進めるというのが、通信講座のもっとも難しいところでもあります。

その勉強を進めるモチベーションをサポートしてくれるのが、スケジュール管理機能です。

四谷学院やスタディングなど、スケジュール管理機能が充実している講座では、日々の勉強の結果がスケジュールにそのまま反映され、順調な時には達成感を与え、停滞している時には励ましてくれるなど、ゲーム感覚で楽しめるような設計になっていたりします。

反対に、そこまでスケジュール管理のサポートに力を入れていない講座では、最初に試験日程に合わせたおおまかなスケジュールをもらい、自分の進捗に合わせて自分で修正していくところもあります。

こう聞くと、

と思うかもしれませんが、気をつけなければいけないことがあります。

それは、

スケジュール管理機能はあくまで勉強の効率化や動機づけをしてくれるだけ

だということ。つまり、

結局、自分で勉強を始めなければスケジュール管理もクソもない

ということなのです。そのうえで、スケジュール管理機能と他のメリットを天秤にかけた時に、どちらのほうが資格合格に重要かを考えて、選択肢を選んでください。

応援してくれ、相談に乗ってくれる伴走者は必要か？

スケジュール管理にも繋がりますが、通信講座での勉強は基本的に孤独です。半年以上、自分で時間を見つけ、自分で勉強を進めなくてはなりません。忙しさや、合格できるかという不安、1人で戦う寂しさに心が折れそうになる人もいるでしょう。

そんな時に、心強いのが伴走者の存在です。不安な時に相談に乗ってくれたり、悩みがある時に寄り添って解決してくれたり・・・。中には、応援メッセージをくれる講座もあったりします。

この応援メッセージって、小さいことのようで、たまに届く家族からの手紙のように地味にじんわり心にしみるんですよね。けっこう、モチベーション上がったりします。特に、一人暮らしや、資格試験のことを聞いてもらえる相手がいない人には、ありがたい心の支えとなるでしょう。

ただ、やはり自分で勉強を進めないといけないという、根本的な部分は自分でどうにかするしかありません。スケジュール管理同様に伴走者の有無も、他にもっと必要なサービスはないかを冷静に見比べて選んでください。

勉強仲間と一緒に勉強がしたい

一緒に勉強を頑張る仲間がいると、モチベーションがあがりますよね。

と、周囲の頑張りを見て、自分も頑張り始めたという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか？

ただ、勉強仲間を作ったり、競い合うことが目的になってしまうと本末転倒。あくまでも、目的は資格試験に合格することです。

合格という目標をぶれさせず、うまく勉強仲間と付き合っていけるのならば、勉強仲間は励ましあえる心強い味方となってくれるでしょう。

目標がぶれてしまったり、勉強仲間の存在で気が散ってしまう性格なのであれば、使わないほうが無難ですね。

保育士資格を取るのに通信講座がオススメな理由３選

ぼくは独学で保育士資格を取得した経験から、通信講座をオススメしています。

その理由は、

• 参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる
• 教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い
• 実技試験の対策が効率よくできる

という３つです。

保育士資格の取得に関しては、通学と資格試験で取る２種類の方法がありますが、ここでは時間的制約と費用負担の大きい通学は除き、独学と通信講座で比較していきます。

参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる

まず、もっとも大きいのが参考書選びや、スケジュール管理にほとんど時間をかけなくてもいいところ。この、勉強を始める前に必要なステップを省略してくれるというのは、勉強を開始するハードルを大きく下げてくれます。

みたいな人、けっこういると思うんですよね。そんな勉強を始める前につまずいてしまった人も、勉強を始められさえすれば継続できたりするので、かなりもったいないことをしています。

また、いざ参考書を買って始めたあとに、

という、不安がつきまとうのも独学あるある。こういった正解がわからないからこその不安が、通信講座であればほとんど解消された状態で勉強に集中できます。ぼくはこの暗闇の中手探りで長期間勉強していたのが、今振り返ってみると一番キツかったですね。

教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い

一見すると、通信講座がかなり高く感じますが、内容を比較してみましょう。

３～６万円の追加費用でこの内容の差があると考えた時、ぼくはかなり安いと感じます。

保育士試験は最低でも６ヶ月ほど、基本的には１年くらい勉強することになる長期戦です。この勉強効率や安心感の差はボディーブローのように効いてくるので注意が必要です。ぼくは２度目の試験の時の胃痛がすごかったです。

実技試験の対策が効率よくできる

実技試験対策が効率よくできるというのも、通信講座の大きなメリット。正直、独学でやっていると、一番のブラックボックスが実技試験なんです。そこでありがたいのが通信講座の安心感と質問できるところ。

今は、YouTubeなどでも対策動画があったりしますが、ありすぎて迷うと思います。かつ、YouTubeの怖いところは、本当に正しいことを言っているのか判別が難しいところにあります。動画選択を間違ったら、見当違いの練習に貴重な時間を消費することになってしまいます。

なにより、

と、つねに不安を抱えながら練習することになるんですよね。

その点、通信講座の実技試験対策であれば、各講座の実績に基づいた教材となっているので安心して練習を進められます。

また、課題添削がついていなくても、質問はできる講座がほとんどなので、個別に疑問点が浮かびやすい実技対策には相性バッチリ。いまいち合格基準がわからない＋日常の中で馴染みのないことをやる人が多い実技だからこそ、通信講座の実技対策という安心感は、練習をするモチベーションに大きく関わってくるのです。

ぼくは実技試験の練習中、本番中、終わったあとの合格発表までの期間まで、常に不安しかなかったです。

これら、

• 参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる
• 教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い
• 実技試験の対策が効率よくできる

という３つの理由と、独学で勉強した経験から、通信講座をオススメしています。

通信講座選びの失敗例

ここでは通信講座選びに失敗した人の失敗例をお伝えしていきます。申し込みしてから気づいても遅いので、自分の選んだ講座は大丈夫か最終確認として使ってください。

実技試験対策が含まれていなかったor不十分だった

実技試験対策が含まれていなかったor不十分だったというのはかなりあるあるです。同じ会社の通信講座の中でも、実技試験対策が含まれていないぶん安くなっている講座などもあるので、セット内容は必ず確認しましょう。

また、実技試験の添削課題がついていると思ったら別売りだったり、そもそも添削はやっていない講座もあります。

珍しいものでは、添削はやっているけど基本の対策法などは含まれていず、独学で基本を勉強して添削課題を出してアドバイスをもらうという講座もあるので、自分が通信講座にどれくらいの対策内容を望むのかで決めることも重要です。

サポート期間が想定より短かった

サポート期間は非常に重要です。２回目の試験で合格を目指していたのに、サポート期間が短いものを選んでしまい、１発合格を目指さざるを得なくなったなんてことになったら目も当てられません。

自分の確保できる勉強時間などを考え、何回の試験で合格する予定かを明確にしたうえで、自分に合ったサポート期間の講座を選んでください。

eラーニングのほうが便利そうで申し込んだけど、目の疲れで勉強がはかどらない

これは年輩の方に多い失敗かもしれません。

普段からKindleなどで本を読んでいる方なら気にならないかもしれませんが、電子媒体で文字を読むというのは、意外と目が疲れます。また、寝る前にスマホなどでブルーライトを浴びていると、睡眠の質が悪くなるという弊害もあったりします。

普段から電子媒体で文字を読んでいない方は、勉強する予定の時間にスマホでの読書などを試してから決めるのがよいですね。

安い通信講座＝質の低い通信講座ではありません

通信講座を比較していると、

という疑問がよく出てきます。けれど、安いから質が低いということはありません。

など、各社の努力のもとで講座の価格を安く抑えてくれています。

反対に、通信講座の中では高めな価格設定の四谷学院は、グループ担任制などのマンパワーが必要なサポートがあったり、動画講義＋紙のテキスト＋eラーニングというコストがかかる教材を使っています。しっかりコストをかけて、サポートや教材の質を上げる方針と言えますね。

結局のところ、値段と内容が自分に合ったバランスになっているかというのが重要となります。「この講座よさそうだけど、値段が安いのがひっかかる・・・」と悩む必要はないということですね。

ものすごくニッチな会社の激安講座などであれば、警戒したほうがよさそうですが・・・

【保育士通信講座が安くなる！？】教育訓練給付金

教育訓練給付金というのは、一定の条件を満たした人は支払った学費の２０％（上限１０万円）を、雇用保険から給付してくれるという社会人の資格取得にピッタリな制度となっています。四谷学院であれば講座費用が￥79,800なので、20％OFFで￥63,840とかなりお得に受講できますね。

利用できる人は、

また、受給されるタイミングは講座の終了後となり、申込時には自分で全額支払う必要があります。合わせて、受講中にも給付を受ける条件があるので注意が必要です。なお、条件を満たせば、試験の合否に関係なく受給することが可能です。

受講中の条件は講座により違うので確認が必要となりますが、ユーキャン、四谷学院では、

受講開始から標準学習期間内（ユーキャン12ヶ月、四谷学院8ヶ月）に添削課題をすべて提出し、それぞれの課題が合格基準である6割以上の得点であることが修了認定基準

となっています。講座ごとに、申込み方法が違ったり、終了認定の手続きも変わりますので、利用したい人は必ず各講座から詳細を確認して利用してください。

また、制度が利用可能かについては概要のみの説明となっていますので、例外的に受給できる場合もあります。一部条件に当てはまるけど、利用できるか確信が持てないという方は、お住まいの地域のハローワークにご相談ください。

【実技試験を受けずに保育士になれる！？】地域限定保育士

保育士資格の取得には、地域限定保育士という選択肢もあります。

地域限定保育士というのは、

３年間は受験した地域（国家戦略特別区域という一部地域）でしか働くことができない保育士

です。

その代わり、

資格試験で実技試験が免除される

という、大きなメリットがあります。保育士試験でもっとも対策が難しいと言われる実技試験を免除されるのは、非常に大きいですよね。

地域限定保育士を目指すのであれば、

• 実技試験対策が別売りな代わりに￥26,500と圧倒的にリーズナブルなヒューマンアカデミー
• スタディングの筆記試験対策だけのミニマムコース￥29,000

など、期間限定割引を考えなくても、かなり費用を抑えられます。

ちなみに、地域限定保育士は、資格取得から３年経過すれば通常の保育士資格同様、全国どこでも働けるようになります。

ただ、地域限定保育士の場合、急遽の引っ越しなど、緊急事態があると保育士として働けなくなる可能性があるので、その点は注意が必要です。

自分の現状や今後のライフプランなどと照らし合わせて、ぜひ検討してみてください。

まとめ

という結果になりました。

ぜひ、気になる講座があれば、本サイトの徹底解説記事や公式サイトから詳しい情報を確認してみてください。特に徹底解説記事は公式サイトや請求資料を隅々まで調べて書いた、どこよりも詳しいものとなっていますので、講座選びの参考になること間違いなし！

保育士は、大変なことも多い保育士の世界ですが、大変さを補って余りあるほどのおもしろさ・充実感・奥深さのある仕事です。

みなさんが保育の世界へ飛び込んできてくれることを、心よりお待ちしています！