うんこしりとり(3歳~)

絵本

作:tupera tupera 出版:白泉社

みんな大好きなしりとり。

みんな大好きなうんこ。

この二つを合わせたら、どんな化学反応が起こるのか。

そんな挑戦的過ぎる絵本です。

あらすじ

うんこだけでしりとりを始めます。

うんこ

こいぬのうんこ

こうしのうんこ

コアラのうんこ

コウモリのうのこ

コブラのうんこ

こがねむしのうのこ

こどものうんこ

こうちょうのうんこ

こっそりうんこ

こおったうんこ・・・。

うんこしりとりはまだまだ続きます。

『うんこしりとり』の素敵なところ

  • うんこでしりとりをするところ
  • なんでもありのひねりのあるうんこ
  • しりとりを通して知るうんこの可能性

この絵本の魅力はなんといっても、うんこでしりとりをするところでしょう。

子どもが大好きなしりとり。

子どもが大好きなうんこ。

これを組み合わせたら無敵です。

でも、組合わせようとした人は中々いません。

それをやってののけたのがこの絵本です。

ます、表紙を見て大笑い。

タイトルを読んで、さらに大笑い。

しりとりが始まったら大爆笑です。

さて、こうなってくると次の問題は、「うんこだけで本当にしりとりになるのか?」ということ。

これが出るわ出るわ。

最初は動物にうんこをつけるだけで、言葉が繋がっていきます。

次第に、「凍った」などの形容詞も出てきます。

さらに行くと、「こうらがうんこ」など、もう「こ」から始まれば何でもいい感じになってきます。

そこから感じられるのは、無限に続けられるのではと思わせるうんこの可能性です。

森羅万象、どんなことでもうんこにつなげられるのでは・・・。

と、悟りに近いものまで見えて来るとか来ないとか。

そんな、子どもの大好きなしりとりとうんこを組み合わせたら、うんこの無限の可能性が見えてきてしまった言葉遊び絵本です。

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