作:tupera tupera 出版:白泉社
みんな大好きなしりとり。
みんな大好きなうんこ。
この二つを合わせたら、どんな化学反応が起こるのか。
そんな挑戦的過ぎる絵本です。
あらすじ
うんこだけでしりとりを始めます。
うんこ
こいぬのうんこ
こうしのうんこ
コアラのうんこ
コウモリのうのこ
コブラのうんこ
こがねむしのうのこ
こどものうんこ
こうちょうのうんこ
こっそりうんこ
こおったうんこ・・・。
うんこしりとりはまだまだ続きます。
『うんこしりとり』の素敵なところ
- うんこでしりとりをするところ
- なんでもありのひねりのあるうんこ
- しりとりを通して知るうんこの可能性
この絵本の魅力はなんといっても、うんこでしりとりをするところでしょう。
子どもが大好きなしりとり。
子どもが大好きなうんこ。
これを組み合わせたら無敵です。
でも、組合わせようとした人は中々いません。
それをやってののけたのがこの絵本です。
ます、表紙を見て大笑い。
タイトルを読んで、さらに大笑い。
しりとりが始まったら大爆笑です。
さて、こうなってくると次の問題は、「うんこだけで本当にしりとりになるのか?」ということ。
これが出るわ出るわ。
最初は動物にうんこをつけるだけで、言葉が繋がっていきます。
次第に、「凍った」などの形容詞も出てきます。
さらに行くと、「こうらがうんこ」など、もう「こ」から始まれば何でもいい感じになってきます。
そこから感じられるのは、無限に続けられるのではと思わせるうんこの可能性です。
森羅万象、どんなことでもうんこにつなげられるのでは・・・。
と、悟りに近いものまで見えて来るとか来ないとか。
そんな、子どもの大好きなしりとりとうんこを組み合わせたら、うんこの無限の可能性が見えてきてしまった言葉遊び絵本です。
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