文:二宮由紀子 絵:木曽秀夫 出版:文研出版
例年通りのクリスマス。
でも、よく考えると「どうして?」がいっぱい。
「どうしてドアにクリスマスリースを飾るの?」
「どうしてトナカイがそりを引くの?」
などなど意外とわからないことだらけ。
もしかしたら答えが見つかるかもしれません。
あらすじ
どうしてクリスマスには、サンタクロースがトナカイの引くそりに乗ってやってくるか知ってる?
どうして玄関のドアにクリスマスリースを飾るか知ってる?
どうしてクリスマスにはクリスマスカードを贈るか知ってる?
どうしてクリスマスソングを歌うか知ってる?
どうしてローストチキンやクリスマスケーキを食べるか知ってる?
まだまだ出てくる、クリスマスのどうして。
それにはどんな答えがるのでしょうか。
『どうしてクリスマスには』の素敵なところ
- 確かによく考えたら「どうして?」と思うことに気付く
- みんなでどうしてを考えると楽しい
- 答えが結構変化球
いつも通り当たり前にやっているクリスマスの慣習。
でも、改めて「どうして?」と言われてみるとわからないこともたくさんあります。
わからなかったことに気付かせてくれるこの絵本。
みんなで考えてみると、色んな答えが出てきて面白いです。
思わず納得させられてしまうことも。
さらに絵本で聞かれる「どうして?」だけじゃなく、他のことも気になり始め、色んなことへの「どうして?」へ派生するのもおもしろいところ。
でも、気を付けないといけないのがこの絵本の答えが基本変化球であることです。
とんちがきいていたり、壮大だったり。
なので、みんなと話し合えば話し合うほど、この答えを見た時に「え?」となることでしょう。
なので、しっかりフォローしていくことも大切です。
わからなかったことに気付かせてくれる、一風変わった絵本です。
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