タッチされても復活できる鬼ごっこ。
それが「バナナ鬼ごっこ」です。
基本的なルールは凍り鬼ごっこと一緒ですが、小さい子にもイメージしやすいのがポイントです。
今回は、そんなバナナ鬼ごっこを紹介していきます。
基本ルール
- 追いかける人(鬼)と逃げる人(子)を決める。
- 鬼が子を追いかけタッチしたら、子はバナナのポーズ(両手を上にあげ、手のひらを合わせて塔のようなポーズ)になる。
- 他の子がタッチしてくれたら、皮がむけ復活できる。
- 制限時間内に、全員をバナナにしたら、鬼の勝ち。一人でもバナナになっていない子がいたら、子の勝ち。
やりはじめ(3歳くらい~)
形式:大人が鬼、子どもが子
制限時間:子どもの人数に合わせて(1~2分くらいが丁度いい)
進行
まずはバナナからの復活ルールに、慣れていきましょう。
ゲーム展開はゆっくりと。
助ける時にタッチではなく、バナナの皮をむくように、合わせた手を降ろしてあげると、イメージが湧きやすくおススメです。
タッチして誰かをバナナにしたら、バナナになった子にはバナナのポーズをして、助けを求めるよう声をかけましょう。
他の子には、助けてあげるよう声をかけます。
助けに来た子に、バナナの皮をむいて助けてもらったら、助けてくれたから復活したことをみんなに伝えます。
こうすることで、助けるゲームであることを意識させていきます。
繰り返し遊んで、復活ルールに慣れていけるようにしましょう。
そして、慣れてきたら、少しずつゲームスピードを上げていきましょう。
慣れてきたら(4歳くらい~)
形式:子どもチーム対子どもチーム(鬼の人数を子より少なめに)
制限時間:子どもの人数に合わせて(1~2分くらいが丁度いい)
進行
大人対子どもで、ゲームが成立するようになってきたら、子ども対子どもでやってみましょう。
この時、人数や子どもの運動能力に合わせ、鬼の数やフィールドの広さを調整していきましょう。
最初は逃げるのに必死で、助けることまで気が回らない子が多いでしょう。
そんな時は、ゲーム後の振り返りがおススメです。
そのゲームで、なぜ勝てたか、負けたかをわかりやすく伝えてあげると、徐々に助けることや、助けられないようブロックすることなどへも、目が向くようになっていきます。
ある程度、連携を取るようになってきたら、始める前に作戦会議の時間を取ると、よりゲームに深みと戦略性が加わっていくでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
バナナ鬼ごっこは、簡単ながらも、チーム戦の基本が詰った奥深い遊びです。
挟み撃ちや、相手の隙をつく、囮になるなど、仲間との連携も身についていきます。
思い切り走る運動遊びとしても、チームでの集団遊びを始める最初の一歩としても、とてもおススメの遊びになっています。
ぜひ、大人も子どもも、本気で遊んでみてください!
コメント