風探し~風探知機を持って~

遊び

お元気様です!

登る保育士ホイクライマーです。

先日はもの凄い突風でした。

晴れているのに台風かと思う風。

そんな日は、自然を感じる絶好のチャンスです!

風探知機を持って、風探しに出かけましょう。

風探知機があれば、寒い北風も楽しい遊び相手に早変わり。

寒さを忘れ、風が吹くのを心待ちにするでしょう。

必要なもの

  • ビニール袋(なんでも大丈夫)
  • ひも(スズランテープでも、タコ糸でも、軽くて長ければなんでも大丈夫)
  • しっぽ(折り紙でも、スズランテープでも、軽くて加工しやすければなんでも大丈夫)
  • テープ(くっつけられればなんでも大丈夫)

作り方

  1. ビニール袋の口が空いている方に、ひもをテープでくっつける。(中でも外でもいい)
  2. しっぽを、自由な大きさ、長さに切る。(折り紙などなら千切れるから楽。個性も出る)
  3. ビニール袋の閉じている方に、しっぽをテープでつける。
  4. 完成!お好みで模様など描いてもいい。

補足

  • テープでしっかり止められているか確認、補強しましょう。強度が足りないと空の彼方へと消えます。
  • 持ちやすいように、ひもの先を輪っかにし、握れるようにすると手が滑りにくくなります。でも、輪っかにしても離す子は離します。すぐにキャッチできる姿勢は崩さず見守りましょう。

遊び方

凧に見えますが、決して凧ではありません。

風探知機です。

このイメージがとっても大事。

キーワードは、

「風を見つける」

です。

風のあるところで、探知機を持ったら調査開始!

研究者のような気持ちで挑みましょう。

  • 少し動いたら「風反応あり!吹いていますが弱いです。」
  • 動かなくなったら「風が消えました!反応ありません!」
  • 強く吹いたら「風きました!すごい風です!物凄い反応です!」
  • 風向きが変わったら「風の向きが変わりました!どっち向きでしょう!?」

など、雰囲気を出しつつ、子どもと風情報を共有すると楽しいです。

これにより、普段はあまり気に留めない風の、強弱や風向き、その力など色々なことに気付くきっかけにもなります。

子どもたちも、探知機の反応を見て、

「あ!反応してる!」

「まだ、弱いな~。もっと吹け~!」

「風、あっちに吹いてるよ!」

と、普段とは違う気付きや感想が盛り沢山。

風へと意識が向いている様でした。

発展

  • ビニール袋の大きさや、ひも、しっぽの材質を変えてみる。
  • ひもの長さを伸ばす。
  • 色を塗ってみる。

これらによって、風を受けた時の反応が変わり、前回との比較が生まれます。

比較からは、より細かな風の特性の発見にも繋がったりします。

また、色を塗ることにより、光への興味にも繋がるかもしれません。

子どもの「こうしたらどうなるんだろう?」に、ぜひ寄り添って発展させてみてください。

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