どの保育士通信講座にしようか迷っている
ユーキャンの通信講座ってどうなんだろう?
保育士通信講座って、たくさんあってどこがいいのか悩みますよね・・・。
ということで、今回の記事では主要な保育士通信講座の1つユーキャンについて徹底解説していきます。
お元気さまです!登る保育士ホイクライマーです。
保育士の通信講座を探していてよくあるのが、
- みんな似たようなことが書いてあって、どこがいいのかわからない
- 会社のホームページを見たけど、色々書いてあって結局なにがいいのかわからない
という悩み。
実際、ぼくも通信講座を調べ始めた頃、

この2つの講座、ほとんど違いなくない・・・?
と、よく思っていました。
けれど、よくよくホームページに穴が空くくらい調べていると、けっこう各社で特色が違うんですよね。
なので、保育士通信講座徹底解説シリーズとして、
- 料金やサポート期間などの基本情報
- 講座の特色
- オススメな人
- 気になるところ
という内容をどこよりも詳しくまとめ、それぞれの特色がよくわかるようにしてみました!
今回は、ユーキャンの保育士通信講座を徹底解説。
- まだ保育士通信講座を調べ始めたばかりという方
- ある程度調べてユーキャンに魅力を感じた方
どちらにも参考となる内容になっておりますので、ぜひ講座選びにご活用ください。
また、講座選びでもっとも重要なのは、
自分の勉強スタイルや求めるものに合っているか
というところ。
自分にあっている講座を探すフローチャートも用意してあるので、まだ調べ始めたばかりという方は、こちらも参考にしてみてください。
では、いってみましょう!
基本情報 | |
---|---|
スタンダードなプランの料金 | ¥64,000 |
サポート期間 | 3回目の試験まで |
標準学習期間 | 12ヶ月 |
教材内容 | 紙テキスト+eラーニング(WEBテスト・弱点対策ポイント動画) |
添削課題 | 10回(9教科各1回+総合課題1回) |
実技対策 | あり(実技添削はなし) |
教育訓練給付金 | 利用可能 |
合格率 | 未公開 |
合格者数 | 15,000名突破(過去10年間) |
就職サポート | あり(ユーキャン仕事オンライン) |
ユーキャンを選ぶメリットとオススメな人


- 紙テキスト中心の昔ながらな勉強法
- 便利なeラーニング「学習デジタルサポート」
- 総まとめまである充実の添削課題
- 実技試験もしっかり対策
- 教育訓練給付金が使える
- じっくり勉強できる12ヶ月の標準学習期間
- 合格後も安心な就職サポート「ユーキャン仕事オンライン」
ユーキャンの全体像
ユーキャン保育士通信講座の特徴は、紙のテキストを使った昔ながらの勉強法が中心となっていることです。
ユーキャンでは、
という流れで学習を進めていきます。
本を読んで勉強する中で、必要に応じeラーニングの「WEBテスト」や「弱点補強動画」を取り入れていく形ですね。基本的には本を読んで学ぶという、昔ながらの勉強法で学習を進めていくことになります。
昔ながらの学習法ということでくせがなく、ほとんどの人が混乱することなく勉強を進められるのが、ユーキャンの強み。特に、30代以降の人などは、受験や資格試験などで体験してきた勉強法になるはずなので、しっくり来る人が多いと思います。
もちろん、実技試験の対策も含まれているので安心ですね。
また、ユーキャンの場合、標準学習期間が12ヶ月と長めに取られているのも特徴的なところです。保育士通信講座では6~8ヶ月の講座が多いので、ユーキャンの12ヶ月はかなり余裕のある設定だということがわかります。
標準学習期間は、通信講座の設定どおりに勉強を進めた時に、全学習が終了するまでの期間を表しています。標準学習期間が長いユーキャンは、他の講座よりもゆったりとしたスケジュール設定になっていると言えますね。
もちろん、自分で勉強を早めたり遅らせたりはできるので、標準学習期間はあくまで目安。
ですが、教育訓練給付金の対象となるユーキャンであれば話が変わってきます。詳しくは後ほど解説しますが、ユーキャンであれば標準学習期間が長いおかげで、余裕を持って教育訓練給付金を受ける条件を満たせます。
本を中心とした学習に関しては必要なものがすべて高水準に揃っており学習期間も余裕を持って取られている、eラーニングを特に重視する人でなければ、老舗ながらの安心・安定感抜群の講座と言えますね。
では、特色を1つずつ細かく見ていきましょう
1,紙テキスト中心の昔ながらな勉強法
ユーキャンの大きな特徴は、紙テキスト中心の昔ながらの勉強法です。
本を読んで勉強し、赤シートを使いながら1問1答の暗記集で記憶し、ある程度覚えたら問題集で学習の成果を確認する。
まさに、学生時代の定期試験や受験の時に勉強してきた方法で学習を進めていきます。
もちろん、現代の講座ということで、eラーニングも取り入れられていますが、eラーニングを中心とした講座に比べれば比重は大きくありません。
機能的な煩わしさがなく、端末を起動させたり、いちいちアプリを開いたりする必要なく勉強を始めることができるのは大きなメリットと言えますね。
普段から、電子機器をあまり使わないという人は相性がよいでしょう。
デジタルで文字を読むと、目が疲れてしまう人には特にオススメですね。



Kindleの起動や充電がめんどくさくなり、紙の本に戻ったぼくのような人はユーキャンの勉強法は合っていると思います!
また、ずっと紙のテキストで講座を続けてきたからこその工夫もたくさんあり、
- テキストが持ち運びやすいコンパクトなA5サイズ
- 付属している保育所保育指針が「原本」ではなく「解説」というわかりやすい形式のもの
- イラストが豊富でフルカラーのテキスト
- 法改正があった場合に追補教材を送ってくれる。
など、紙のテキストが中心だからこそ、こだわり抜いて考えられているのです。
教材と一緒に、自分の受験時期に合わせたスケジュールが送られてくるのも嬉しいところ。
どんなペースで勉強していけばいいのか、合格への見通しを持って学習を始めることができるようになっています。




2,便利なeラーニング「合格デジタルサポート」
サブ教材的な位置づけとはいえ、eラーニングもしっかり質の高いものとなっています。
保育士通信講座で使える機能は、「WEBテスト」と「弱点補強動画」です。
「WEBテスト」では重要な問題に絞って、○×クイズ形式で出題してくれます。スキマ時間などに、サクッと勉強するときにとても便利な機能です。
「弱点補強動画」では、つまずきやすいポイントに絞った動画が用意されています。テキストだけだとわかりにくい「楽典」などの弱点になりやすいポイントを動画でフォローしてくれます。
本をメインとした学習のフォローアップをしてくれる、かゆいところに手が届くeラーニング機能と言えます。


3,総まとめまである充実の添削課題
ユーキャンの添削課題は、1教科ごとの添削課題の他に、9教科すべてを含んだ総合課題が1回分含まれます。
1教科ずつだとしっかり覚えていたとしても、9教科まとめてのテストとなると話が別。
総合課題は自分の現在位置を確認するうえで、非常にありがたいものとなっているのです。
しかも、添削課題というのは、丸付けををしてくれるだけじゃなく、自分の考え方の傾向や、弱点ポイントを指摘してくれるなど、フィードバックをもらえるもの。
これまで勉強してきた全教科を総ざらいしたうえで、
- 自分が試験に向けてどんなところを重点的に勉強すればいいのか?
- 弱点はどこなのか?
がわかるというのは、とてもありがたいポイントです。
4,実技試験もしっかり対策
ユーキャンでは、実技試験対策ももちろん講座内容に含まれています。
練習する方法や練習のポイントなどがわかりやすくまとめられているのはもちろん、ありがたいのが台本やお手本まで用意されていること。
特に、
- 音楽・・・受験する年の課題曲オリジナル伴奏付き楽譜+模範演奏CD
- 言語・・・受験する年の課題シナリオ+模範口演CD
- 造形・・・合格者の作品紹介
という、各分野の対策内容がとてもありがたい。
音楽と言語は事前に課題曲や課題となるお話が提示されているので、ユーキャンが最適化された台本や楽譜を用意してくれています。
音楽・言語ともに、ただピアノを弾いたりお話するだけではなく、子どもがいる想定で進めなくてはいけないので、身振り手振りやどんな言葉を使うかなどを考えなくてはなりません。
この難しくて手間のかかる台本作りをまるっとユーキャンがやってくれるので、あとはそれを自在にできるよう練習するだけでいいのです。
しかも、台本に合わせた正解と言えるお手本CDまで用意してくれているので、抑揚や速さなど目指すゴールが明確な状態で練習できます。
造形に関しては、課題が当日発表されるのでお手本などはありませんが、その分合格者の作品紹介があります。この作品紹介はかなり貴重で、たくさんの生徒を合格させてきたユーキャンだからこそできるもの。自分で合格作品を探すと、そんなに数が見つからないのでサンプル数が少なく、あまり参考にならないんですよね。
なので、ユーキャンで合格した人の作品を見ることができるのはかなり貴重なんです。


5,教育訓練給付金が使える
教育訓練給付金というのは、一定の条件を満たした人は支払った学費の20%(上限10万円)を、雇用保険から給付してくれるという社会人の資格取得にピッタリな制度となっています。
この教育訓練給付金制度を使えば、講座費用が¥64,000なので、20%OFFで¥51,200とかなりお得に受講できますね。
ただ、給付が講座終了後であったり、給付に条件もあったりしますので、利用を予定している人は必ず条件を確認しておきましょう。
この記事の後半で、教育訓練給付金についても詳しく説明しているので、合わせてご覧ください。
6,じっくり勉強できる12ヶ月の標準学習期間
ユーキャンでは標準学習期間が12ヶ月と他の講座に比べ、長めに設定されています。
標準学習期間は、通信講座の設定どおりに勉強を進めた時に、全学習が終了するまでの期間のこと。
他の講座は6~8ヶ月が多いので、かなり余裕を持った設定となっていますね。しかも、サポート期間が3回目の試験までとなっているので、12ヶ月勉強した結果2回目の試験で不合格であっても、次の試験までサポートしてくれるので安心してじっくりと勉強を進めることができるのです。
標準学習期間が長いということは、1日の勉強時間を短めに想定してカリキュラムや教材が考えられているということ。最初から1年スパンで勉強を進めようと考えている人は、ユーキャンの教材が特に使いやすいと思うかもしれません。
反対により効率よく勉強しできるだけ早く資格を取りたい人は、標準学習期間が短い他の講座の方が合っているかもしれません。
また、教育訓練給付金を受けることができるユーキャンだと、標準学習期間がより重要になってきます。教育訓練給付金を受ける条件の1つに、「標準学習期間内にすべての添削課題を提出し基準点以上の評価を受ける」というものがあるからです。
同様に教育訓練給付金の対象となる四谷学院は標準学習期間が8ヶ月です。そのため、ユーキャンと四谷学院では、教育訓練給付金を受ける場合、添削課題の提出期限に4ヶ月ほど差が生まれるのです。
基準点以上を取らないといけないということもあり、仕事や育児をしながら勉強することが多い通信講座では4ヶ月の猶予はかなり大きいと言えるでしょう。
教育訓練給付金を受けようと思う人は、ユーキャンの余裕ある標準学習期間が大きなメリットとなります。
7,合格後も安心な就職サポート「ユーキャン仕事オンライン」
保育士は異業種から転職して来る人も多い業界となっているので、試験には合格したけど、どうやって就職先を探そうかと迷うというのもよくある話。ユーキャンでは、そういった合格後の不安も就職サポートでケアしてくれます。
ユーキャンの就職サポートですごいところは、独自の就職情報サイト「ユーキャン仕事オンライン」を持っていること。保育士専用の就職支援サイトではありませんが、ユーキャンの講座受講者・終了者・合格者しか使えないサイトとなっています。まさに、ユーキャン受講生のみの特権ですね。
他の保育士専用就職支援サイトと併用し、求人を見比べてみる使い方がオススメです。どんな求人があるのかは、受講していなくても見ることができるので、気になる方はこちらから見てみてください。





本を読む昔ながらの勉強法で学習できる、とてもシンプルでわかりやすいシステムが特徴的。
1年かけてじっくりと合格を目指していきたい人や、本で勉強するのがしっくり来る人、デジタルが苦手な人にピッタリな講座です。
- テキストを中心とした昔ながらの勉強法がしっくり来る人
- 学習期間に余裕を持ってのんびり勉強したい人
- スケジュール管理が自分でできる人
- デジタル機器が苦手な人
\ 6/16までWEB申込みで¥10,000OFF/
ユーキャンを選ぶうえで気になるところ


- スケジュールを自分で更新しなければならない
- 質問は1日3問まで
- 実技対策に添削課題がついていない
ここまでいいところをお伝えしてきましたが、もちろん気になるところもあります。
ここでは、ユーキャン通信講座の気になる部分をお伝えしていきますので、講座選びの参考にしてください。
スケジュールを自分で更新しなければならない
ユーキャンでは教材と一緒に受験日に合わせた、自分専用の学習スケジュールが送られてきます。
全体のスケジュールに関しては設定してくれるものの、日々の学習状況に合わせたスケジュールの更新は自分でやらなければならず、自分で学習進捗を管理して、遅れている場合などには調整する必要があるのです。
自分でスケジュール管理をしながら勉強を進めていくのが難しい人は、四谷学院やスタディングなどスケジュール管理システムが充実している講座のほうが、スムーズに学習できるでしょう。
質問は1日3問まで
ユーキャンでは、講師やスタッフに質問することが可能ですが、1日3問までという制限があります。他の講座ではほとんどが無制限で質問できるので、気になる部分と言えるでしょう。
ただ、そこまで頻繁に質問するものでもないので、あまり気にする必要もないとは思います。どうしても気になるのであれば、翌日質問すればいいですしね。受講生の中には、質問は1回も使っていないという人もいるので、その人の性格にもよると思います。
頻繁に質問をしそうなだなと思う人は、気に留めておくとよいでしょう。
実技対策に添削課題がついていない
ユーキャンでは、実技試験対策に添削課題はついていません。
実技試験は添削課題があると、自分のできていないことに気づく機会になるので、重要視する人もいるポイント。
四谷学院のような追加オプションなどもないので、どうしても添削課題が必要だと思う人はスタディングなど、元々実技添削が含まれている講座にしたほうがいいかもしれません。
まとめ
今回は、ユーキャンの保育士通信講座を徹底解説してきました。
講座の特徴をまとめておくと・・・
- 紙テキスト中心の昔ながらな勉強法
- 便利なeラーニング「合格デジタルサポート」
- 総まとめまである充実の添削課題
- 実技試験もしっかり対策
- 教育訓練給付金が使える
- じっくり勉強できる12ヶ月の標準学習期間
- 合格後も安心な就職サポート「ユーキャン仕事オンライン」
- テキストを中心とした昔ながらの勉強法がしっくり来る人
- 学習期間に余裕を持ってのんびり勉強したい人
- スケジュール管理が自分でできる人
- デジタル機器が苦手な人
- スケジュールを自分で更新しなければならない
- 質問は1日3問まで
- 実技対策に添削課題がついていない



本を読む昔ながらの勉強法で学習できる、とてもシンプルでわかりやすいシステムが特徴的。
1年かけてじっくりと合格を目指していきたい人や、本で勉強するのがしっくり来る人、デジタルが苦手な人にピッタリな講座です。
ユーキャンであればじっくりと自分のペースで学習を進められるので、教育訓練給付金などの制度もうまく使い、ぜひ保育士資格を取得し、とても大変だけど抜け出せなくなるほど楽しい保育の世界へ、飛び込んできてください!
保育士楽しいよ!
他の通信講座も見比べたい人はこちらの記事も参考にしてください。
【保育士通信講座が安くなる!?】教育訓練給付金


教育訓練給付金というのは、一定の条件を満たした人は支払った学費の20%(上限10万円)を、雇用保険から給付してくれるという社会人の資格取得にピッタリな制度となっています。
ユーキャンであれば講座費用が¥64,000なので、20%OFFで¥51,200とかなりお得に受講できますね。
利用できる人は、
- 在職中で、雇用保険の被保険者である期間が通算1年以上経過している人
- 退職したが、雇用保険の被保険者である期間が1年以上経過しており、かつ退職後1年以内の人
初めて制度を利用する人と同じ条件に加え、前回受給から3年以上経過している人
また、受給されるタイミングは講座の終了後となり、申込時には自分で全額支払う必要があります。
合わせて、受講中にも給付を受ける条件があるので注意が必要です。
なお、条件を満たせば、試験の合否に関係なく受給することが可能です。
受講中の条件は講座により違うので確認が必要となりますが、ユーキャン、四谷学院では、
となっています。
講座ごとに、申込み方法が違ったり、終了認定の手続きも変わりますので、利用したい人は必ず各講座から詳細を確認して利用してください。
また、制度が利用可能かについては概要のみの説明となっていますので、例外的に受給できる場合もあります。
一部条件に当てはまるけど、利用できるか確信が持てないという方は、お住まいの地域のハローワークにご相談ください。
保育士資格を取るのに通信講座がオススメな理由3選


ぼくは独学で保育士資格を取得した経験から、通信講座をオススメしています。
その理由は、
- 参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる
- 教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い
- 実技試験の対策が効率よくできる
という3つです。
保育士資格の取得に関しては、通学と資格試験で取る2種類の方法がありますが、ここでは時間的制約と費用負担の大きい通学は除き、独学と通信講座で比較していきます。
参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる
まず、もっとも大きいのが参考書選びや、スケジュール管理にほとんど時間をかけなくてもいいところ。
この、勉強を始める前に必要なステップを省略してくれるというのは、勉強を開始するハードルを大きく下げてくれます。



どの参考書で勉強すればいいかわからず結局やめてしまった・・・
みたいな人、けっこういると思うんですよね。
そんな勉強を始める前につまずいてしまった人も、勉強を始められさえすれば継続できたりするので、かなりもったいないことをしています。
また、いざ参考書を買って始めたあとに、



本当にこの勉強法でいいのかな?
という、不安がつきまとうのも独学あるある。
こういった正解がわからないからこその不安が、通信講座であればほとんど解消された状態で勉強に集中できます。
ぼくはこの暗闇の中手探りで長期間勉強していたのが、今振り返ってみると一番キツかったですね。
教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い
独学の費用は1万5千円~2万円くらい
通信講座の費用は5~8万円くらい
一見すると、通信講座がかなり高く感じますが、内容を比較してみましょう。
- 教材・・・市販品の中から自分で選ぶ。
- サポート体制・・・一切ない中で、すべて自分で管理する
- 法改正などの最新情報・・・自分で探して取り入れなければいけない
- 実技対策・・・手探りでYouTube動画など見ながらやってみるしかない
- 教材・・・各社のデータをもとに最適化された教材。教材と連動した講義動画、問題演習もある。
- サポート体制・・・スケジュール管理、質問、課題添削
- 法改正などの最新情報・・・基本的に講座が情報発信してくれる
- 実技対策・・・動画を中心に得点の取り方がわかる
3~6万円の追加費用でこの内容の差があると考えた時、ぼくはかなり安いと感じます。
保育士試験は最低でも6ヶ月ほど、基本的には1年くらい勉強することになる長期戦です。
この勉強効率や安心感の差はボディーブローのように効いてくるので、注意が必要です。
ぼくは2度目の試験の時の胃痛がすごかったです。
実技試験の対策が効率よくできる
実技試験対策が効率よくできるというのも、通信講座の大きなメリット。
正直、独学でやっていると、一番のブラックボックスが実技試験なんです。
そこでありがたいのが通信講座の安心感と質問できるところ。
今は、YouTubeなどでも対策動画があったりしますが、ありすぎて迷うと思います。
かつ、YouTubeの怖いところは、本当に正しいことを言っているのか判別が難しいところにあります。
動画選択を間違ったら、見当違いの練習に貴重な時間を消費することになってしまいます。
なにより、



この動画を参考にしていて大丈夫かな?
と、つねに不安を抱えながら練習することになるんですよね。
その点、通信講座の実技試験対策であれば、各講座の実績に基づいた教材となっているので安心して練習を進められます。
また、課題添削がついていなくても、質問はできる講座がほとんどなので、個別に疑問点が浮かびやすい実技対策には相性バッチリ。
いまいち合格基準がわからない+日常の中で馴染みのないことをやる人が多い実技だからこそ、通信講座の実技対策という安心感は、練習をするモチベーションに大きく関わってくるのです。
ぼくは実技試験の練習中、本番中、終わったあとの合格発表までの期間まで、常に不安しかなかったです。
これら、
- 参考書選びやスケジュール管理に悩む必要がなくなる
- 教材の質や手厚いサポートなど費用対効果が高い
- 実技試験の対策が効率よくできる
という3つの理由と、独学で勉強した経験から、通信講座をオススメしています。
他の通信講座も見比べたい人や、独学と通信講座の比較をもっと詳しく知りたい人はこちらの記事も読んでみてください。
通信講座選びの失敗例


ここでは通信講座選びに失敗した人の失敗例をお伝えしていきます。
申し込みしてから気づいても遅いので、自分の選んだ講座は大丈夫か最終確認として使ってください。
実技試験対策が含まれていなかったor不十分だった
これはかなりあるあるです。
同じ会社の通信講座の中でも、実技試験対策が含まれていないぶん安くなっている講座などもあるので、セット内容は必ず確認しましょう。
また、実技試験の添削課題がついていると思ったら別売りだったり、そもそも添削はやっていない講座もあります。
珍しいものでは、添削はやっているけど基本の対策法などは含まれていず、独学で基本を勉強して添削課題を出してアドバイスをもらうという講座もあるので、自分が通信講座にどれくらいの対策内容を望むのかで決めることも重要です。
サポート期間が想定より短かった
サポート期間については、最初の方でも説明しましたが非常に重要です。
2回目の試験で合格を目指していたのに、サポート期間が短いものを選んでしまい、1発合格を目指さざるを得なくなったなんてことになったら目も当てられません。
自分の確保できる勉強時間などを考え、何回の試験で合格する予定かを明確にしたうえで、自分に合ったサポート期間の講座を選んでください。
eラーニングのほうが便利そうで申し込んだけど、目の疲れで勉強がはかどらない
これは年輩の方に多い失敗かもしれません。
普段からKindleなどで本を読んでいる方なら気にならないかもしれませんが、電子媒体で文字を読むというのは、意外と目が疲れます。
また、寝る前にスマホなどでブルーライトを浴びていると、睡眠の質が悪くなるという弊害もあったりします。
普段から電子媒体で文字を読んでいない方は、勉強する予定の時間にスマホでの読書などを試してから決めるのがよいですね。
これらの失敗例のようにならないためにも、自分が選んだ講座は大丈夫かを確認してから申し込みましょう。
そもそも保育士資格ってどんな資格?


保育士資格とは、児童福祉法第18条の4で定められた国家資格です。
資格を取ったあとは、保育士として保育所で働く場合が多いですが、他にも児童養護施設、乳児院、障がい児施設など多くの児童福祉施設で働く際に有効です。
最近は、商業施設内の託児スペースや、幼児向け英会話スクール、企業内託児所など、民間施設でも需要が高まっている資格でもあります。
また、1度取得したら生涯有効なのも便利なところ。
出産や別の職種へ挑戦するなど、保育士としての職歴にブランクができたとしても、復帰の際問題なく使えます。
もちろん、法改正や保育観のアップデートは必要ですが、更新などは必要ありません。
取得することで、生涯にわたり役立つ、これからも需要の高まりが期待できる資格といえますね。
個人的には、英会話、美術、音楽などと組み合わせて使える応用力や、AIに仕事が取られにくい資格であるのも、実はポイントが高いと思っています。
保育士の1日の仕事内容や、いいところ・キツイところなどをまとめた記事もありますので、保育士の仕事に興味のある人はこちらもごらんください。
保育士試験の受験資格があるか確認しよう!


保育士試験を受験するためには、受験資格が必要です。
これを満たしていないと、どんなにやる気があっても受験することができません。
必ず、自分に受験資格があるか確認しておきましょう。
なお、社会人を対象とした記事であるため、在学中の方については記載していません。
大学・短期大学卒 | 専修学校卒 | 高卒 | 中卒 |
---|---|---|---|
◯ | △条件付き | △条件付き | △条件付き |
大学・短期大学卒業者
受験資格あり。
海外の大学を卒業した方は要件を満たしていない可能性があるので、保育士試験事務センターに問い合わせてください。
専修大学卒業者
以下の2点両方を満たしていれば、受験資格あり。
- 学校教育法に基づいた専修学校であるか
- 修業年限2年以上の専門課程であるか
1つでも満たしていない場合、以下の卒業年月日を確認してください。
- 平成3年3月31日以前に高校卒業
- 平成8年3月31日以前に保育科の高校卒業
どちらかを満たしていれば、受験資格があります。
受験資格がない場合は、高卒の項目を見てください。
なお、海外の学校を卒業した方は要件を満たしていない可能性があるので、保育士試験事務センターに問い合わせてください。
高校卒業者
以下のどちらかに当てはまっていれば、受験資格あり。
- 平成3年3月31日以前に「高校」を卒業している
- 平成8年3月31日以前に「保育科の高校」を卒業している
該当しない場合は、受験資格を得るために
が必要になります。
中学卒業者
受験資格を得るために、
が必要です。
\ 6/16までWEB申込みで¥10,000OFF/
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