作:松谷みよ子 絵:瀬川康男 出版:童心社
寝る前の落ち着いた時間。
子どもとののんびりとした時間に読みたい絵本。
読み終わったころには子どもも大人もあくびをしていることでしょう。
あらすじ
眠そうな動物たちが、順番に気持ちよさそうに眠っていきます。
犬、猫、ニワトリの親子・・・。
そしてモモちゃんもお人形さんともうねんね。
『もう ねんね』の素敵なところ
- 暖かみのある絵
- 眠りを誘う気落ちよさそうな寝顔
- 穏やかな眠りを誘う繰り返しの文章
目と耳で眠りを誘うこの絵本。
ふわっとした温かみのある絵。
あくびをする時の眠そうな表情や「もうねんね」の時のとろけるような寝顔は、こちらも安心して眠くなってしまいます。
そこに穏やかに繰り返される文章が合わさって、読み終わったころにはきっとあくびが出てくることでしょう。
子どもと一緒に寝転がりながら読んでみてください。
『もう ねんね』のおすすめの読み方
- 優しくゆっくり穏やかに
- 半分寝ながら読んでいる雰囲気で
- たまにあくびを織り交ぜていく
全体的にまどろみを感じる絵本の雰囲気に合わせ、起きているような寝ているような、眠る直前の柔らかくふわっとした雰囲気で読んでいくのがおすすめです。
時折あくびをしてみたりすると、子どももつられてあくびが出てくることでしょう。
読み終わったら、そのまま添い寝をしたり、トントンしたり。
穏やかな眠りの雰囲気の中で、眠りに付けたら、ぐっすりといい夢を見ながら眠れることと思います。
ぜひ自分の読み方を編み出してみてください。
コメント
いつも、真摯さ(ドラッガー((あなたが「正しい」と信じていることに関する正直さと強さの質))のあるレスポンスを頂き感謝しています。
≪…眠りを誘う…≫への言葉遊びの感性を、「さよならさんかくまたきてしかく」 松谷みよ子あかちゃんのわらべうた 上野紀子 え の眠りへの人の本性からの数の言葉の世界について、松谷みよ子あかちゃんのわらべうたから、スービタイズ(123 )として、【 ・・・虚構と真実とのかねあいを赤ん坊はそこで覚える。・・・ 】 深層構造?についての「さよならさんかくまたきてしかく」の本歌取りのお遊び・・・
「さよならさんかくまたきてしかく」
⇒ [さよなら△またきて時間軸(実数直線)]
さよなら三角また来て四角
四角は1×1
1×1は広さ
広いは〇
〇は回る
回るおむすびは√3
おむすび止めて√2
√2は□
□は広さの1
広さは√
√は消える
消えるはヒフミヨ
ヒフミヨは回る
回るは進ひかり
「サンカクさん」の感性を「さよならさんかくまたきてしかく」にパースペクティブすると・・・
ヒフミヨ ⇔ 〇 △ □
数の誕生 1 2 3
【 さくせんどうりや! 】 ⇒ 【 へー、ほんまやろか? 】
数の言葉ヒフミヨ(1234)が、平面(2次元)からの送りモノとして眺めると、こんな風景かなぁ~
こちらこそ、この小さな小さなブログに、いつも来ていただき、楽しく考えさせられるコメントまでしていただけることに、とても感謝しています。
真摯さという言葉、これ以上ない誉め言葉をいただけたことも、とても嬉しかったです!
【 ・・・虚構と真実とのかねあいを赤ん坊はそこで覚える。・・・ 】素敵な言葉ですね。
世界と一体化して生まれた赤ちゃんが、自分という存在を世界とわけていく最初の過程である眠りの、大切さと神秘性がこれでもかと表現されているように感じます。
それと対応させ、平面と一体化した数が、平面から出てくる様は、平面からの数の誕生(独立?)という、まさに赤ちゃんの成長過程とリンクしていて、とてもおもしろく感じました。
同時に、人という存在がいなかったとしたら、ヒフミヨはずっと世界と一体化したままだったのかなぁ?
そう考えると、赤ちゃんも、もし他の人がいなくても生存が保証されている状態で、一人世界の中にいたら、自分を世界の一部と認識して大きくなっていくのかなぁとも。