おともだちたべちゃった(3歳~)

絵本

作:ハイディ・マッキノン 訳:なかにしちかこ 出版:潮出出版

みなさんもお友だちを食べてしまうことあると思います。

ついうっかりやってしまいがちですよね。

そんなあるある絵本です。

あらすじ

「おいら、お友だち食べちゃった」

しょうがないので新しい友だちを探しに行くことにしました。

「おーい!お友だちになってくれよぉ」

虫に言うと「大きすぎるよ」

大きな相手に言うと「小さすぎるよ」

色々な相手に言ってみますが、全て断られてしまいました。

そんな時、同じ様な姿の相手が現れて、「やぁ!お友だちになろうよ」

二人はお友だちになれるのでしょうか。

『おともだちたべちゃった』の素敵なところ

  • 最初の一文の破壊力
  • 繰り返しでわかりやすい流れ
  • からの、衝撃的なオチ

子どもの心をつかむのに完成され過ぎているこの絵本。

最初の「おいら、お友だち食べちゃった」という一文で、「え!?」と子どもの心を一気に鷲掴みにしていきます。

「食べちゃったの・・・?」とみんな困惑。

そんな中お友だち探しが始まります。

色んな相手に「おーい!お友だちになってくれよぉ」と言って、

様々な理由で断られるわかりやすくもおもしろい繰り返し。

困惑していた子もいつの間にかその流れに乗っています。

そして、お友だちが出来て、「よかったね~」とほっとしている中、

最後のオチで「え!?」と困惑して終わります。

子どもたちの予想通りな反応が面白過ぎる絵本です。

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