クリスマスイヴのこと(3歳~)

絵本

作:クレメント・ムーア 絵:アニタ・ローベル 訳:松井るり子 出版:セーラー出版

クリスマスに正統派なサンタさんの絵本を読みたい時。

そんな時にぴったりの一冊です。

これぞサンタクロース!と思うことでしょう。

あらすじ

クリスマスイヴのこと。

家族の眠る静かな家の中。

庭の物音に気付いた父さんがベッドから抜け出した。

開いた窓の向こうにはトナカイがそりを引くサンタクロースがいた。

サンタクロースは空高くそりを走らせ屋根の上へ。

そして、煙突から家の中へ入ってきた。

プレゼントを靴下に入れ、また煙突の中へ。

そりに乗り込み、空の彼方へ走り去っていきました。

『クリスマスイヴのこと』の素敵なところ

  • これぞサンタクロースというお話
  • とてもサンタクロースらしい動きをする絵
  • リズム感のよい心地いい文章

クリスマスイヴの夜にそりに乗ってやってきて、煙突から入り、靴下にプレゼントを入れて去っていく。

過不足のないまさにサンタクロースのお話です。

クリスマス会や、クリスマスイヴの寝る前に読むのにぴったり。

サンタクロースが来るのがより楽しみになるでしょう。

そして、絵やサンタクロースの動きもまたサンタクロースそのもの。

お爺さんだけど、どこか妖精めいた陽気で軽やかな動きと表情です。

これらがリズミカルな優しい文章に乗せて進んでいきます。

わかりやすく、優しく、静かで、楽しい文章。

そのため、聞きやすく、わかりやすいのです。

まさしくクリスマスのサンタクロースという本が読みたくなった時、ぜひ読んでみてください。

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