のってるのってる(2歳~)

絵本

文:ますだゆうこ 絵:石井聖岳 出版:そうえん社

町の色々なところで見かける動物や乗り物の絵やおもちゃ。

もし、そんな動物たちや乗り物に乗って好きなところに行けたらどんなに楽しいでしょう。

あなただったら何に乗ってどこに行きたいですか。

きっと気分ものってくるでしょう。

あらすじ

男の子が木馬を見つけた。

その馬に乗って野原を走る。

公園でゾウの滑り台を見つけた。

そのゾウに乗ってサバンナを行く。

おじさんのTシャツの雲の絵を見つけた。

その雲に乗って空の上を飛ぼう。

イルカにバナナ、ロケットなど町の中にはまだまだ色々なものが隠れている。

それらに乗って男の子はどんなところへ行くのでしょう。

『のってるのってる』の素敵なところ

  • わかりやすい絵と文章の繰り返しで小さい子も楽しめる
  • 町の中にあるものから空想の世界が広がる
  • 今度はどこに行くのかとドキドキワクワク

動物など乗っているものが大きく描かれ、色使いもわかりやすく指差ししやすい絵。

そして、小さい子もよく知っている動物や食べ物や乗り物などの題材。

見ていると「ゾウさん!」「バナナ!」など指差ししたり、話す声が聞こえてきます。

文章やページ構成も繰り返しでわかりやすく安心してみることが出来ます。

でも、この絵本の素敵なところは大きい子もしっかり楽しめるところ。

絵などの町中の風景が、男の子が乗ると本物に早変わり。

それに乗っていくところも、サバンナや宇宙など様々で予想がつきません。

空想が出来るほど、この絵本を楽しめます。

読んでいると「私も乗りたい」「僕は○○に行ってみたい」など頭の中で空想を膨らませている様子です。

それを引き立てているのがわかりやすいページ構成。

男の子が絵などを見つけて、次のページで乗ってどこかに行くの繰り返しになっています。

なので、何かを見つけると、「今度はどこに行くのかな」とドキドキワクワク。

次のページが楽しみで仕方ありません。

年齢ごとに楽しめるドキドキワクワクの絵本です。

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