作:ハイディ・マッキノン 訳:なかにしちかこ 出版:潮出出版
みなさんもお友だちを食べてしまうことあると思います。
ついうっかりやってしまいがちですよね。
そんなあるある絵本です。
あらすじ
「おいら、お友だち食べちゃった」
しょうがないので新しい友だちを探しに行くことにしました。
「おーい!お友だちになってくれよぉ」
虫に言うと「大きすぎるよ」
大きな相手に言うと「小さすぎるよ」
色々な相手に言ってみますが、全て断られてしまいました。
そんな時、同じ様な姿の相手が現れて、「やぁ!お友だちになろうよ」
二人はお友だちになれるのでしょうか。
『おともだちたべちゃった』の素敵なところ
- 最初の一文の破壊力
- 繰り返しでわかりやすい流れ
- からの、衝撃的なオチ
子どもの心をつかむのに完成され過ぎているこの絵本。
最初の「おいら、お友だち食べちゃった」という一文で、「え!?」と子どもの心を一気に鷲掴みにしていきます。
「食べちゃったの・・・?」とみんな困惑。
そんな中お友だち探しが始まります。
色んな相手に「おーい!お友だちになってくれよぉ」と言って、
様々な理由で断られるわかりやすくもおもしろい繰り返し。
困惑していた子もいつの間にかその流れに乗っています。
そして、お友だちが出来て、「よかったね~」とほっとしている中、
最後のオチで「え!?」と困惑して終わります。
子どもたちの予想通りな反応が面白過ぎる絵本です。
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