梅雨にピッタリの絵本ってどんなものがあるんだろう?
雨の日が好きになったり楽しくなる絵本ってある?
そんな疑問に答えます。
お元気さまです!
登る保育士ホイクライマーです。
今回は、梅雨の読み聞かせにオススメな絵本を紹介していきます。
実際にぼくが読んだ絵本から紹介しますので、そのおもしろさは実体験済み。
ぜひ、安心して子どもたちに読んであげてください。
また、6月の絵本選びで大切なこともお伝えしますので、紹介した絵本以外のものを選ぶ際、参考にしてみてください。
では、いってみましょう!
梅雨の絵本選びで大切なこと

- 雨が好きになる楽しくなる物語絵本
- 雨具などを題材とした雨の日の生活が楽しくなる絵本
- 紫陽花やカタツムリなど梅雨の自然が感じられる絵本
1,雨が好きになる楽しくなる物語絵本
梅雨といえばやっぱり雨。
雨が1年で1番身近になる時期だからこそ、雨にまつわる物語絵本を読みたいですね。
雨が身近になるということは、物語の中に出てきた雨に関わる現象が実感を伴って理解しやすいということ。

この前、うちの前も池みたいになってた!



今日の雨みたいにざーざー降ってる!
など、絵本の中の現象も他の季節より身近に感じられます。身近に感じることができれば、没入感も上がり普段より物語の世界を楽しめます。
また、外に出ることができずたまったフラストレーションを発散してくれるのも物語絵本を読みたい理由。
びしょ濡れになって遊んだり、
不思議な世界へ迷い込んだり、
カッパなどの不思議な生き物と出会ったり・・・
雨の物語絵本には、ワクワクドキドキするものが盛りだくさんです。見ているうちに心が開放され、晴れやかな気分になるのもよくあること。読み終わった時には、「雨もいいなぁ」と思わせてくれることでしょう。
雨が1番身近になる梅雨だからこそ、たくさん雨にまつわる物語を読み聞かせしたいところです。
2,雨具などを題材とした雨の日の生活が楽しくなる絵本
雨具など、雨の日に使う身近な道具が描かれた絵本もぜひ読みたい絵本。
身近な道具が描かれた絵本を見ることで、絵本に登場した道具を自分が使う時に、より嬉しく感じ、より愛着が湧くからです。
雨に関する身近な道具が豊富なのも梅雨の大きな特徴。
傘、長靴、カッパ、てるてるぼうず・・・などなど、トレードマークとも言えるくらい、特徴的なアイテムが揃っています。しかも、そのどれもが子どもも扱う身近なものばかり。子どもの生活に密着したものとなっています。
傘が登場すれば傘をさしたくなり
長靴が登場すれば水たまりに飛び込みたくなり
てるてるぼうずを見たら自分も作りたくなる
絵本の中で身近な道具たちが活躍するのを見ることで自分の持ち物にも愛着が湧き、雨の日の生活がよりキラキラとしたものになるのです。
子どもそれぞれにお気に入りのアイテムが違うと思うので、その子に身近な道具が題材になった絵本をぜひ読んであげてください。
3,紫陽花やカタツムリなど梅雨の自然が感じられる絵本
紫陽花やカタツムリなど梅雨の自然が感じられる絵本も読んでいきたい絵本です。
絵本を通して梅雨の自然に触れることで、興味や関心が高まります。
梅雨には紫陽花やカタツムリやカエルなど、特徴的な草花や生き物がたくさんあります。しかも、梅雨の自然はどれも個性的で特徴的。形、性質、鳴き声など、一度見たら忘れられないものばかりです。絵本を通して子どもの感じた不思議の解像度を上げることで、より不思議におもしろく感じられることでしょう。
また、梅雨の自然は生き物だけではありません。雨や水たまり、葉についた水の雫、湿った土など、自然現象のおもしろさも引き立たせてくれます。水の性質のおもしろさや不思議さが味わえる絵本も読み聞かせしたいところですね。絵本の内容を元に実験へ繋げるのも楽しいですよ。
雨が好きになる楽しくなる物語絵本
雨の日に、窓の外で起こる不思議な出来事がとても奇妙で楽しい絵本。
いつの間にか家が水に沈んでいたり、外に飛び出し舟に揺られていたりなど、不思議な出来事の連続に休む暇がありません。
雨ならではの楽しさを、感覚的に味あわせてくれる世にも奇妙な雨の物語です。
雨の日にだけ開く、カッパの公園に出かける絵本。
カッパと留守番をするという、ちょっとドキドキするシチュエーションから、ワクワクするファンタジーな世界へ入り込める1冊です。
この町ならではの、神秘的なシステムも必見ですよ。
絵に描いた電車が本当に現れて、幼稚園のみんなを連れて空へ出発!
海中、南の島、宇宙まで、雨が降っていたことなどすっかり忘れてしまうほど、楽しい電車の旅が待っています。
でも、最後にはちゃんと雨ならではな結末を迎えるところが素敵です。
「猫が顔を洗うと雨が降る」ということわざを商売にした猫の落語絵本。
なんとも悪知恵の働く猫の姿に、呆れつつも感心してしまいます。
外の雨を見て思わず、「猫が顔を洗ってるのかな?」と楽しい想像が広がります。
雨具などを題材とした雨の日の生活が楽しくなる絵本
傘を見たことがない村人が、傘とはじめて出会います。
今ではあって当たり前の傘が、実はすごい発明だと再認識させてくれる絵本です。
正体不明の泥棒に、傘が何度も盗まれるミステリーな展開も見逃せません。
紫陽花やカタツムリなど梅雨の自然が感じられる絵本
カタツムリの殻を中心とした成長の物語です。
リアルに描き出されたカタツムリや虫たちが、楽しい物語でカタツムリの不思議な生態を伝えてくれます。
見たら、カタツムリへの興味が増すこと間違いなしな絵本です。
カエル同士の手に汗握る大一番。
まわしをつけるコミカルさと、カエルらしいリアルさのバンスが絶妙で、本物のカエルが相撲を取っているみたい。
まさかの展開と勝負の行方にも目が離せない絵本です。
体が水でできた水おとこの姿から、水の性質が持つおもしろさや不思議さを感じられる絵本です。
水が近くにある梅雨だからこそ、水おとこが近くにいるかも知れないと、水たまりを覗き込みたくなりますよ。
【0・1・2歳】乳児も楽しめる雨の絵本
一緒に遊びたいのに、近づくと雨を降らせてしまうジレンマがなんとも切ない物語。
雨を「いやだなぁ」と言っていた子も、「もしかしたら遊びたいだけなのかも」と雨への見方が広がるような、とても優しい絵本です。
まとめ
梅雨のオススメ絵本
雨が好きになる楽しくなる物語絵本
雨具などを題材とした雨の日の生活が楽しくなる絵本
紫陽花やカタツムリなど梅雨の自然が感じられる絵本
【0・1・2歳】乳児も楽しめる雨の絵本
今回は、梅雨にオススメの絵本を紹介しました。
梅雨は雨が多いだけじゃなく、紫陽花、カタツムリ、カエル、傘など特徴的なものがとても多い季節です。雨と一緒に梅雨ならではのものが出てくる絵本もたくさん読んで、思いきり梅雨の時期を楽しんでいきましょう。
雨が多い時期だからこそ、雨散歩など雨の日ならではの活動予定も立てやすいこのタイミング。傘やカッパを身につけて外に繰り出す遊びにも挑戦してみてくださいね。お風呂の準備をしておいて、土砂降りの中をびしょ濡れになる遊びも語感をフルに刺激する楽しい遊びになりますよ。
紹介した絵本で気になったものがあれば、ぜひ読み聞かせしてみてください。
読んでみた感想や、他にもオススメの本があれば、気軽にコメントいただけると嬉しいです!


コメント